トワイライト・ブレイク

ダビング10」どうなんでしょうね。凄く消費者を置き去りにしてる気がしますよね。B-CASについても、法的根拠なんかどこにもないそうで、なんでそんな横並びなのか。日本にはホネのある企業はないのか。著作権の権利者団体にも、いろいろダークな影がありますし、流れるニュースをそのまま鵜呑みにしてては駄目ですね。


そんなんで、今日は1981年のヒットナンバーが中心。


オープニングは、1981年6月末のヒット曲をお届け。
「長い夜/松山千春」「ハリケーン/シャネルズ」「ルビーの指輪/寺尾聡」「お嫁サンバ/郷ひろみあたりですね。


続いてピックアップアルバム。
やはり1981年にリリースされた加藤和彦のアルバム「ベル・エキセントリック」を特集。
フォーククルセイダーズ解散後の加藤和彦は、サディスティック・ミカ・バンドで世界をアッと言わせた後、なんというか悠々自適に様々なスタイルの音楽を発表します。80年前後には、いわゆる「ヨーロッパ三部作」をリリース。当時大ブレイク中のYMOの三人や、矢野顕子大村憲司など、トップミュージシャンを引き連れて贅沢な海外録音を観光します。80年の「うたかたのオペラ」はベルリン録音(しかもお城に機材を持ち込んで!)、そして今回紹介する 「ベル・エキセントリック」はパリ録音
です。とにかくなんというか、大人の音楽。ジャンルは・・・不明。クラシックからタンゴ、シャンソン、そしてジャズまで、まるでほんとに世界旅行をしてる感じ。それだけのメンツと時間とお金をかけて制作してるだけあって、とにかく何もかもが豊かで、どっぷりと世界に浸れます。


ベル・エキセントリック(紙ジャケット仕様)
ベル・エキセントリック(紙ジャケット仕様)