アフタヌーン・スタイル

日曜の午後、聴いて下さいね!

本日は、ゲストにAIRの姐御さんが来てくださいました!
普段は無い、『おまけ』も長い事しましたねー、本放送より、盛り上がりました(笑)ありがとうございました(^0^)/


◎今日の一曲目『レイン/甲斐よしひろ』でした。


他の楽曲
スタンダップシングライクトーキング
イパネマの娘/スタンゲッツ
アフタヌーン講座は、『お疲れ様でした』でした。
◎今日の『ラジオDEお茶会』は、じゃくそむさんありがとう!の『うまうまキャラメルソースのバナナケーキ』


◎第三週目は『大人の社会科見学《興味津々、趣味レポ》』


今週は、西陣織の『帯』を製作している、『佐々木英人』さんに、お話を伺いに行ってきました。


西陣織(にしじんおり)とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名である。
西陣とは、応仁の乱時に西軍が、本陣を置いたことから、この名前がつけられた京都の地名。 ただ、西陣という行政区域は特別にはないが、この織物に携る業者がいる地区は、京都市街の北西部、おおよそ、上京区、北区の、南は今出川通、北は北大路通、東は堀川通、西は千本通に囲まれたあたりに多い。応仁の乱を期に大きく発展したが、応仁の乱より昔の、5世紀末からこの伝統が伝えられている。 また、西陣西陣織は「西陣織工業組合」の登録商標


・織ることに決まった図案を方眼紙に写し取り配色を決めて「紋意匠図」を作る。


・使用する糸を選び終わったら紋意匠図をコンピューターに入力。かつては人間が厚紙に糸の位置を指定する穴を開けていた。


・必要な糸をそろえたら「整経」といって縦糸を織機にかけるために整え、横糸を通す杼が通るための「綜絖」(そうこう)の準備をする。


・「製織」織機で織物を織る。


爪掻本綴織は、普通の織り方と違って横糸を一気に通さず、縦糸数本ごとに掬い上げていくので糸を締めこむための器具を使わず職人が爪で糸を締めこんでいかなければならない。
この作業のため爪掻本綴織の職人は手を丁寧に手入れしては利き手の爪を伸ばし、それぞれヤスリで独自の刻み目をつけている。手間はかかるが非常に繊細な模様を織ることができるのが特徴で、豊臣秀吉「鳥獣文様陣羽織」の綴織での複製などのプロジェクトが現在進行中である。



着物の装いの早覚え法として「(正装は)染めの着物に織の帯、(趣味着は)織の着物に染めの帯」という言葉がある。染めの着物とは同じく京都の特産品である友禅のことで、織の帯とは最も品格が高いとされる西陣の錦をさす。続く織の着物とは紬などの格の低い趣味的な織物のこと、染めの帯は友禅などの染め模様の帯をさす。


14代将軍徳川家茂は京都行きが決まると妻和宮に故郷の土産は何がよいかと訊ねたところ、和宮西陣織をねだった。しかし家茂は大坂城で亡くなり、和宮には西陣織が届き悲しみつつ歌を詠んだ。


「空蝉の 唐織ごろも なにかせむ 綾も錦も 君ありてこそ」


と言う訳で、写真を見ての通り、機織り機械がまるで『ハウル』に見えてしょうがなかったです。
前日までに、Eメールか電話で申し込めば、工房見学も出来るので(5〜6名くらい)、是非行って見て下さい。o(^-^)o


◎◎佐々木機業・りんどう屋
上京区上立売浄福寺西上ル
・電話...2003421
・営業...10時〜16時、無休(日祝は要予約)


ホームページ...www.nisijin.com
E-mail...master@nisijin.com/